森の日記: 1月 2018

2018年1月23日火曜日

Miette(San Francisco)

 The Slanted Doorでのランチ後、日本向けのお土産を買いにFerry Building Marketplace内のMietteに寄りました。


 内装もパッケージもお菓子本体もパステルカラーの軽やかなデザインで可愛い。お店のWebサイトを見るとMietteはフランス語で「パンくず」とか「パン粉」の意味らしいです。確かにアメリカっぽいキャロットケーキなんかに混じって、マカロンとかドラジェとかフランス風のお菓子が置いてある。お土産に日持ちしそうなお菓子を購入するついでに、すぐ食べる用のカップケーキも買ってみました。


 奥のお皿はチョコレート生地にバニラバタークリームが乗っているChocolate Vanilla Cupcake。手前のお皿の左側がYellow Chocolate Cupcake(プレーン生地&チョコレートバタークリーム)で、右側がCarrot Cupcake(キャロットケーキ生地&クリームチーズフロスティング)。生地はしっとりして、上のクリームもアメリカのカップケーキにしては甘すぎない。個人的にはベイエリアで買ったカップケーキの中で一番食べやすかったです。3種類の中ではクリームチーズの酸味と、キャロットケーキの組み合わせが好きかな〜。実際にお店に行ったのは12月だったので、カップケーキの上にクリスマスらしいヒイラギの飾りが載せてあって可愛い。Chocolate Vanilla CupcakeやCarrot Cupcakeは、同じ生地&クリームを使ったホールケーキも売っているようです。けど、まあ日本人にはカップケーキくらいの大きさがちょうどいいかもしれない。



 Mietteでは、お菓子にStraus Family Creameryの乳製品を使っているそう(看板にもStrausの文字が)。Strausはアメリカで最初にオーガニック100%の認定を受けたカリフォルニアの乳製品生産者です。Whole Foods MarketなんかでStrausのバターや牛乳、クリームを買えるけど、あれ美味しいんだよね〜。

2018年1月22日月曜日

The Slanted Door その2(San Francisco)


 久しぶりに観光でフェリービルディング・マーケットプレイス(Ferry Building Marketplace)に行ってきました。最近日本から来た人と一緒だったので、せっかくなら美味しいお店に案内したい。ランチの時間になったので「混んでそうだけど念のため見てみよう……」とThe Slanted Doorをのぞいたら、珍しく待っているお客さんがいない!


 店員さんに空き状況を聞いたら、あっさり席に着けました。よかった〜。


 前回は生春巻きを頼んだので、今度は揚げ春巻き(crispy imperial rolls)。エビ、豚肉入りの春巻きを、ミントと一緒にくるっとレタスで巻いて甘酸っぱいタレをつけて食べます。ベトナム料理店で出てくる、こういうハーブと一緒に葉っぱに包んで食べる系の料理はだいたい美味しいんだよね……知ってる……。


 green papayaのサラダ。パパイヤのほかに人参、きゅうり、セロリ、ピーナッツ、揚げシャロット、油揚げ的なものが入っています(ハーブも合わせてあったと思うんだけど、何の葉っぱだかよくわからなかったな)。他のベトナム料理店でもよく見かけるメニューだと思いますが、パパイヤがものすごく細く、それこそ刺身のツマみたいな千切りになっているのが特徴的。この手のサラダにしては上品な薄味で、私の知ってる青パパイヤのサラダと違う……。


 前回も頼んだダンジネス・クラブ入りのcellophane noodles。相変わらずすごく美味しい。


 今回は人数が多いので、メインを2種類注文できて嬉しい。これはwood oven roasted arctic charで、サケの仲間のお魚らしい(実際、サケ的な味)。キュウリと青いマンゴーの細切りに、魚醤ベースのチリソースが付いてきます。このソースがかなり辛い!うっかり多めに使ったら火を吹くかと思ったよ……。控えめに付けるといいんですが。


 もう1品は肉料理を頼んだんだけど、メニュー名を忘れてしまった(たぶんポークチョップのグリルとかそんな感じ)。ポーク自体の味付けは薄めですが、柔らかくて肉の味がしっかりします。あと、焦げ焦げに焼かれた付け合わせのキノコと芽キャベツがとても美味しかった。こちらは塩が効いていて、肉と一緒に食べるといい感じです。

 この日は天気に恵まれたうえ、窓越しに海が見える席に案内されたので景色も綺麗でした。ご飯が美味しいだけでなく、ロケーションも良くて満足。