森の日記: [ESL : De Anza]最初に受けるクラス分けテスト(Placement Test)について(1)

2017年8月19日土曜日

[ESL : De Anza]最初に受けるクラス分けテスト(Placement Test)について(1)

 新規にDe Anza CollegeのESLに参加するには、Placement Testと呼ばれるクラス分けテストを受ける必要があります。ESLのクラスは8段階に分かれており、学生はテスト結果に応じて釣りあったレベルに振り分けられるわけです(De AnzaのWebサイトで公開されている8段階のクラス分け:PDFファイル)。

 テストの申し込みそのものはオンラインで完結するので簡単なのですが、手順の説明がどこにあるのかわかりにくい! これを探すのはかなり面倒くさかった……(このページを参照)。申し込みの際は、まず「OpenCCC」というシステムのアカウントを作成する必要があります。OpenCCCは、カリフォルニア州の複数のコミュニティ・カレッジが共通で利用できるように開発されたIDのシステムらしい。続いてOpenCCCアカウントを利用してDe AnzaのStudent IDを取得し、このStudent IDを使ってPlacement Testの申し込みをします(このページから申し込みできる)。

 試験会場はCupertinoにあるDe Anza Collegeのキャンパスで、当日はパスポートなどの写真付き身分証明書が必要です。試験内容は「TOEIC風の文法やイディオムに関する穴埋め4択問題が70問程度(制限時間60分)」と、「指定のテーマに沿って、A4くらいのサイズの紙に手書きする作文(制限時間30分)」の2種類。リスニング問題はなかったです。ちなみに私が受けた時の作文のテーマは、「あなたの母国で過去10年間に起きた変化を挙げ、その変化について良い点と悪い点をそれぞれ説明せよ」でした。

 60分の穴埋め問題は試験会場にあるパソコン上で回答する形式で、当日その場で採点結果がわかります。作文の採点と合わせた総合的な結果は、3週間後くらいを目安にDe Anzaの学生向けポータルサイト「MyPortal」上で確認できるようになります(MyPortalには、Placement Test申し込み時に作ったStudent ID でアクセス可能です)。


De Anzaの生徒用ポータルサイト「MyPortal」

 長くなりそうなので続きます

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