森の日記: 8月 2017

2017年8月31日木曜日

ミュアウッズ国定公園(Muir Woods National Monument)

 前エントリの続き。夏休みにミュアウッズ国定公園(Muir Woods National Monument)へ。午後になると公園内の駐車場が混み合ってスペースが見つからないらしいので、サウサリートに車を止めてシャトルバスでミュアウッズに向かうことにしました。バス停は前のエントリで紹介したレストラン、Poggio Trattoriaのすぐ近く。店の道を挟んで向かい側にSausalito Visitor Information Kioskの建物があって、その手前にMuir Woods Shuttle Stopと書かれたバス停があります。5月から10月の間は、ここから往復5ドルでミュアウッズ行きのシャトルバスが出ています(時刻表などはこちら)。ミュアウッズまではうねうね山道を進んで30分程度です。



 そもそもミュアウッズ国定公園に来ようと思ったのは、ESLの教科書にコースト・レッドウッド(coast redwood、またはsequoia sempervirens)の保護活動についての話が出てきたため。レッドウッドは植物の中で最も樹高が高いらしく、どんなものなのかちょっと見てみたかったのです。一番背の高いレッドウッドはミュアウッズのさらに北、サンフランシスコから車で5時間半の距離にあるレッドウッド国立・州立公園に生えているらしい。しかし「さすがに5時間半は遠い……」と躊躇したので、まずは近場でレッドウッドが見られるミュアウッズに来てみました。



 ミュアウッズにあるレッドウッドの多くは樹齢600年〜800年で、一番古い樹は樹齢1200年だそう。ミュアウッズ内で一番背の高い樹は258フィート(78.6メートル)だとか。レッドウッド国立・州立公園より小規模だとしても、十分な迫力。レッドウッドの樹はものによっては379フィート(115.5メートル)くらいまで伸びるらしいです。




 上の写真は紀元後909年〜1908年まで生きた樹の年輪。だいたい樹齢1000年でこのくらいのサイズになるわけね。





 園内のそこかしこにある説明書きにセオドア・ルーズヴェルトについての記述があるので「なんでかな〜」と思っていたら、ミュアウッズを国定公園に指定したのがルーズヴェルトなんだ。なるほど。

















 その気になれば山がちの道や海が見える道などいろんなトレイルを歩けるらしいのですが、今回はそこまで気力がなかったので公園の入り口近くを1時間30分ほど散策しました。それでも十分に楽しかった〜。

 なお、帰りのシャトルバスがものすごく混んでいて、乗れるまで1時間ほど公園のビジターセンター付近で待つことになりました……。というわけで、ハイシーズンのミュアウッズを訪れる際には「とにかく朝早く自家用車で来る」のが一番時間のロスが少なくてお勧めです。

2017年8月30日水曜日

Poggio TrattoriaとLappert's Ice Cream(Sausalito)

 夏休みのある日、朝から車でミュアウッズ国定公園(Muir Woods National Monument)に向かいます。ミュアウッズの場所はサンフランシスコから北へ26kmほど。ゴールデンゲートブリッジを渡って北上していったのですが、道中の霧が凄すぎて目的地に着いても観光するには見通しが悪そう。天気予報を確認すると午後から晴れるらしいので、予定を変更してミュアウッズの手前にあるサウサリート(Sausalito)に寄り、先に昼ご飯を食べることにしました。ミュアウッズでは午後になると駐車場が混みすぎて、車で行っても停める場所が見つからない可能性が高くなります。そこで昼食後は車をサウサリートの駐車場に止め、バスでミュアウッズに向かうことにしました。


 まずは昼食。あまり調べずに駐車場の近くにあるPoggio Trattoriaというお店に入ったのですが、結果的に正解。頼んだものはどれも美味しかったです。


 カブ、ネギ、アーティチョーク、人参などが入ったスープ“Minestra”。特別なところはない普通のスープなのですが、それなりに長いドライブで疲れていたのでしみる……。


 “Polpettine”は“wood fired veal & pork meatballs”って書いてあったから、炭火または薪のオーブンで焼いたってことなのかな? こんがり焦げ目の入った牛と豚のミートボールにトマトソースとチーズで、王道に美味しい。


 イカのグリルとサラダ(メニューに載っていた名称はそのまま“Calamari”)。葉野菜とトマトのほかに、パドロン(小さいシシトウ的な緑の野菜)、フェンネル、コーンとアーモンドが入っています。味も歯ごたえもいろいろで楽しい。


 パスタはハーフサイズの“Pappardelle”にしました(普通サイズだと写真の2倍程度の量になります)。ソースはポークのラグー。もちもちした生パスタで、程よく表面がザラついているためソースがよく絡む。一般にアメリカで食べるパスタにはそんなに期待できないのですが、ここはソースも麺もかなり美味しかったです。夫が頼んだトマトクリームソースのロブスターのパスタ(メニューでは“Chitarra”)も良かった。お店の写真を見るとけっこう立派なピザ窯があるみたいなので、再訪することがあったらピザを頼んでみたい。



 昼食後、バスの時間まで余裕があったのでサウサリートを散策。写真の通り綺麗なところなんですが、ちょっと曇っているのが残念。街並みはゴールデンゲートブリッジを挟んで対岸のサンフランシスコとは違っていて、なんというか“偽ヨーロッパ観光地風”の雰囲気が漂う……。


 大通り(Bridgeway)に大勢のお客さんで賑わっているアイスクリーム屋さんLappert's Ice Creamがあったので、たくさんあるフレーバーに迷いつつCoconut Pineappleを買ってみました。美味しいけど予想よりもココナツ優勢で甘みが強めだったので、もう少しパイナップルの風味が強い方がいいな。夫が頼んだKona Coffeeの方が好みでした。こちらはコーヒーの香りが豊かな一方で、甘みはあっさりめのフレーバー。この店のアイスクリームはシングルでもかなり大きめなので、血迷ってダブルとかを頼まなくてよかった。

2017年8月29日火曜日

[ESL : De Anza]学費の返金(Refund)について

 以前のエントリにも書いた通り、De Anza CollegeのESLでは学期の始まりから一定期間以内にクラスの単位を落とす旨を申請すると学費が全額返金(Refund)されます(ただし、手数料が10ドルかかる)。「ためしに授業をのぞいてみたけど自分と合わない」と感じた場合などは、途中で履修をやめられるわけです。


 払い戻しの期日はDe AnzaのAcademic Calenderで確認できます。「Last day to drop for a full refund」と書いてある日付ですね。返金手続きをする場合、この日付以前にMyPortalから当該クラスを落とす(Dropする)と申請し、さらに「Refund Request Form」という書類をDe AnzaのCashier's Officeに提出します。Cashier's OfficeはBookstoreやAdmissions and Records Officeと同じ、The Registration & Student Services Building(上の写真)内にあります。「Refund Request Form」に記入するのは氏名、Student ID、電話番号、支払い時に利用したクレジットカード番号など。「返金して欲しい授業が何学期のどれか」といった細かい情報は必要ありません。


 私はてっきり、記入済みのRefund Request Formの紙をCashier's Officeの窓口に持って行けばその場で何らかの処理をしてくれるものと思っていました。ところが窓口にいたスタッフはチラッと書類を見て、「返金ね。そこの出口を出て壁際をぐるっと右にまわって。この建物の西側に書類を入れるスロットがあるから。そこに入れてね」と言う。

 (……スロットとは???)と思いつつ行ってみると、ありますね。確かに西側の壁に、ゴツいポストみたいなのが。 


 ここに「Refund Request Form」を放り込みつつ「これで本当に返金されるのかな〜。返金して欲しい授業の時間とか曜日とか、何にも書いてないんだけどな〜」とちょっと不安に思いましたが、結果的には問題なかったです。私はクレジットカードで学費を支払ったのですが、カードで利用しているのと同じ口座に1週間くらいで返金がありました。

※追記:返金方法が変更されていたので、新しい手順を別のエントリにまとめました

2017年8月28日月曜日

8月のSan Mateoファーマーズ・マーケット[2]

 前エントリのCollege of San Mateoのファーマーズ・マーケット歩きの続き。



 朝食を摂らずに家を出てきてお腹が空いてしまったので、Backhaus Breadでクイニーアマンとクロワッサンを購入。ファーマーズ・マーケットの隅で食べました。どちらもサクサクでけっこう美味しい。独立した店舗は持たず、一部のファーマーズ・マーケットやカフェでパンを販売しているとか。今回はデニッシュ系ばかり買いましたが、お店のWebサイトではカントリーローフのようなハードなパンを推しているので、今度はそっちも買ってみたい。


 このオレンジ色のHahdoughというブースを見た途端に「あっ、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテがある!好き!」……となって深く考えもせずにケーキを購入(ドイツとかオーストリアのケーキが好きなので)。


 アメリカで売っているケーキにしてはほどほどの甘さで美味しかったです。この店、他のファーマーズ・マーケットでは見たことがないな〜と思って調べたら、San FranciscoのCivic Centerの近くに小さな拠点を構えるケーキ屋さんらしい(HahdoughのWebサイト)。



 ベルリーナー(ドイツの揚げパン)やシュトロイゼルクーヘンもある。味見させてもらった限りではシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ以外のケーキも良かったので、また次回いろいろ買ってみよう。



 これはAchadinha Cheese Companyというソノマ・カウンティにあるお店のチーズ、バターなど。牛とヤギのミルクを両方使った発酵バターを味見させてもらったら、チーズに近い風味がある濃い味でした。


 Nana Joes Granolaもすごく美味しかった。もっとも1袋で9ドル〜13ドルする高級グラノーラなので、それはもう美味しくて当然なのかもしれませんが……。穀物、ココナッツ、ナッツ、ドライフルーツのほかに、スパイスなんかが入っている(そしてそれが全体的に調和した味になっている)グラノーラなんかもあって面白いのです。サンフランシスコでハンドメイドで生産している美味しいグラノーラということで、日本へのお土産にしてもいいのかも。

2017年8月27日日曜日

8月のSan Mateoファーマーズ・マーケット[1]

 ベイエリアでは朝夕あちこちの地域でファーマーズ・マーケットが開かれています。マーケットごとに特徴があるので、「次はどこに行こうか」と考えるのが楽しい。今回は毎週土曜日の午前中に開かれているCollege of San Mateoのファーマーズ・マーケットに行ってきました。


 「Mountain Viewのファーマーズ・マーケットよりはちょっと狭いかな?」くらいの規模感ですが、それでも他の多くのマーケットに比べると大掛かり。会場のCollege of San Mateoが山の上にあるので曇天の午前中はかなり涼しく、8月後半の時点で既にちょっと秋の気配が漂う……。



 野菜・果物を中心にいろんな店が並びます。Kashiwase Farms、Happy Boy Farms、Far West Fungiなど、以前にMountain Viewのファーマーズ・マーケットでも見かけたブースがけっこうありました。



 時期的にブドウの種類が豊富だったので、Topete Family Farmで味見して美味しかった品種を購入。アメリカのブドウは種なしの品種が多くて、ファーマーズ・マーケットで売っているものは特に糖度がすごく高い気がします。種なしタイプなので皮ごとサラダなんかにしても良い感じです。



 Prevedelli Farmsという果物の店には、他であまり見かけない品種の小粒なリンゴがいろいろありました。面白そうなので値札に“Heirloom Variety”と書いてあるGravenstein、Pink Pearlという2種類のリンゴを少しずつ購入。Heirloom種ってトマトなんかでも出回っているけど、ざっと調べた程度ではいまいち明確に定義がわからないんだよね〜。おそらく「近年の大量生産のための交配を経ていない」とか、「長い歴史を持つ原種に近い品種」とかそんな感じの意味だと思うんですが。


 写真をよく見ると、Pink Pearlの方は箱の中に1つだけ半分に切ったものが並んでいて、果肉がピンクなのがわかる。面白い〜。






 こちらはアジア系の野菜を多く取り扱っている店で、インド系や中国系の人たちが盛んに買い物をしていました。白いナスが珍しい。白いと本当に“Eggplant”っていう感じの見た目だな。



 ファーマーズ・マーケットの一番端に行列ができているので何かと思ったら、トウモロコシの店でした。売っているのはYellow、White、Peaches and Cream(黄色と白の混合)の3種類。みんなが並んでいるのは、カリフォルニアにしては値段が比較的手頃だからかな?(4本で3ドル、10本で7ドル…(中略)…20本で11.5ドルと、多く買うほど安くなる)。Yellowを買って家で茹でてみたら、ちょっとびっくりするくらい甘くて美味しかったです。トウモロコシは収穫直後からどんどん糖度が落ちるので、なるべく早く食べたほうが美味しいらしい。ここのはかなり新鮮だったんだろうなあ。



(長くなったので続く

2017年8月26日土曜日

[ESL : De Anza]評判のいい先生をどうやって探すか


 どんな学校でも、教える講師によって同じレベルの同じコースでも授業の内容・質が大きく変わってきます。De AnzaのESLも例外ではなく、学生の間ではよく「どの先生の授業がよかったか」という話題になります。

 学生同士の雑談で集める情報が一番確実ですが、そのほかに私がのぞいていたのが「Rate My Professors」などの口コミサイトです。学校組織とはまったく関係なく非公式で運営されている、講師の評価サイトですね。「Rate My Professors」の場合、講師の名前や学校名で検索すると「授業が5点満点で何点に相当するか」「良い点/悪い点についての短評」など、学生が書き込んだ評価を見ることができます。

 もちろん書き込みは主観的かつ匿名なので、全てを鵜呑みはできません。相性もあるので、「口コミ評価は低いけど、自分にとっては良い先生」というケースもあります。よくあるのは授業内容は悪くないのに、一部の学生が「宿題が多くてつらい」「成績のつけ方が厳しすぎる」などの理由で低い点数を付け、全体の評価が下がっているパターン。この手の講師には極端に高い、または極端に低い点数を付ける学生が多く、中間の評価が少ないのが特徴です。

 というわけで口コミサイトはあくまで参考程度にしかならないんですが、個人的経験を参照すると「『Rate My Professors』で3.5点以上が付いている講師を選んでおけば無難なレベルの授業が受けられる」くらいのことは言えそうです。ただ、点数で測れない基準で相性の合う講師に当たるかは、運の要素がすごく大きい。

 例えば私は一時期、「学生同士ディスカッションさせるばかりで、何も教えてくれない」という評価の講師の授業を取ることになりました。「大変そう、どうしよう……」と思って授業に行ったのですが、いい意味で予想は裏切られ、実際にはすごく自分に合った講師でした。この授業、学期の最初に「扱うテーマの箇条書き」「分析する短編小説や論説のタイトル」「授業で議論するポイント」などの資料を全てWebサイトで公開しているんですね。つまり、「必要なリソースは事前にWebに載せておくから、予習をしてこい」というスタイル。

 授業中は英文読解などをするんですが、学生をグループに分けてひたすらテーマについてディスカッションさせます(議論すべきポイントもあらかじめWebで開されています)。議論の内容はその場で手書きのレポートにまとめ、授業の最後に集めてグループごとの理解度を採点。ちなみに講師はディスカッションの最中に順次グループを巡回しているので、質問があったらその都度聞くことができます。

 学生が事前公開資料に沿ってきっちり予習をし、疑問点をメモにまとめてくれば、授業中に短時間で有効な議論ができます。講師が巡回してきた時に適切な質問をして、最後に提出するレポートの精度を上げることも簡単です(質問内容についてはこちらの意図を適切に汲んで、非常にクリアに答えてくれる先生だったので)。ところが予習なしだと、議論の内容が発散する一方で時間内にまとまらない、疑問点の整理もできないので講師に質問もできない……となって、ディスカッションは盛り上がらず、レポートのクオリティも下がります(当然、成績も下がる)。

 ライティングやプレゼンテーションを学ぶ際も同様で、とにかく事前準備をしないと何も得られずに終わってしまうタイプの授業をする人でした。なので、事前準備大好きかつ取得単位が少なめで時間に余裕がある私とは相性がよかったです。たまたま講師と興味範囲が近く、扱うテーマについてあらかじめ知識を持っていたので楽しんで勉強できた点も大きい。でも学生に負荷がかかるやり方だし、合わない人にはとことん合わなさそう。口コミサイトの評価が下がり調子になることもまあ理解できる授業ではありました。

2017年8月25日金曜日

Sushirrito(Palo Alto)

 Palo Altoに行った時、人から「この辺にスシリトー(Sushirrito)っていうお店があるんですよ。最初は『えっ』って思うんですけど、けっこうイケますよ」と教えてもらいました。Sushirrito? なんですかそれは?


 実際に買ってみたらこんなだった。

 要するにブリトーっぽくゆるっと緩めに巻いた巨大な太巻きで、具や味付けはアメリカ風にアレンジされています。例えば今回私が買った「Salmon Samba」は、サーモン、アスパラの天ぷら、キュウリのなます、レタス、ナッツ(かぼちゃの種)、生姜風味のグァカモーレを具にして、わさびと照り焼きマヨネーズで味付けしたもの。すごいボリューム感に一瞬ひるみますが、食べてみるとこれはこれでアメリカ風の創作寿司としてけっこう美味しい。天ぷらやナッツのカリカリ感、わさびのピリッと感がアクセントになって面白かったです。今となっては揚げ物やアボカド、マヨネーズなんかを取り入れるのは日本の回転寿司の創作メニューでもよくあります。Sushirritoはその手のメニューをちょっと思い出させる味付けで、日本人にも比較的食べやすそう。

 巻物のメニューはこちらの9種類。生魚を使った「Satori」「Geisha’s Kiss」「Latin Ninja」などがあります(というか、一昔前のハリウッド映画に出てきそうな“妙な解釈の日本”っぽいネーミングだな……)。そのほか、アメリカのファーストフードらしく肉をメインの具にしたものやベジタリアン・メニューも揃っているみたい。



 店内ではSushirritoを巻くところを見られるのがけっこう楽しい。日本の一般的な太巻きに比べると「えっ、そんなに??」と思うくらいたくさんの具をどんどん載せて……


 ……プラスチック製の巻き簾でえいっと巻く。自分で太巻きを作る時って「太すぎず細すぎず」とか「切り口を綺麗に」とか気を使ってけっこう時間がかかってしまうのですが、Sushirritoみたいに「思い切り太くてもいいわ〜」「切り口とか気にしないわ〜」と割り切ると、かなり高速に巻けるんだな……。


 創業は2011年(公式Webサイトの沿革)。ここのインタビューによると、さらにその7年前の2004年に、創業者のPeter Yenが料理しながら“ブリトーみたいな寿司を巻いてみたらどうか”と試してみたのがSushirritoの始まりだそう。写真はPalo Alto店ですが、San Francisco、San JoseのWestfield Valley Fair内にも店舗があります。