ESLの初日はDe Anzaの学生向けポータルサイト「MyPortal」で教室の場所を確かめて、授業の開始時間にそこに行くだけでOKです。通常、初日はどの先生も本格的な授業はやりません。Green Sheetと呼ばれる紙にまとめたシラバスを基に授業の進め方や教科書について説明し、質疑応答をして終わるのが一般的です。
教室に行く前は「米国人の講師の話している内容とか、速すぎて流暢すぎて聞き取れないのでは?」と思っていたのですが、実際には平易でわかりやすい英語を話す先生が多かったです。様々な国から来た学生に対応するため、ある程度配慮して話しているのかもしれません。
1クラスの人数は25人前後。試しにいくつかのクラスで出身地別に学生の数を数えてみたのですが、最も多いのは中国系の学生でした。中国、台湾の出身者を合わせて、だいたいクラスの3分の1から半分を占めます。あとはメキシコなどの南米、ベトナム、中東、韓国、インド、ロシア、その他ヨーロッパ各国の順に人数が多いという印象。日本人は多くて4人、少ない場合は私1人でした。年齢層は20歳前後〜60代まで幅広く、ESLに通う目的も様々です。一番多いのは、4年制の大学に編入(transfer)する準備としてESLに通う若い留学生。学位を取り直そうとしている社会人や、最近家族と一緒にアメリカに来たばかりで英語力をつけたいという移民の人もいました。
なお私は授業が始まる前に教科書を買ったのですが、初日は教科書を持ってこない学生も多かったです(初日にはほとんど講義らしい講義がないことを知っていたのかも)。また、De Anzaでは学期が始まってから一定期間内に授業の単位を落とす(ドロップする)と、授業料は全額返金になります。そのため、最初の1、2回の授業では教科書を買わないまま様子を見て、何らかの理由で「自分に合わない」と判断したらドロップする学生もいます。
教科書はDe Anzaのキャンパス内にあるブックストアで買えます。学期の開始時期には、ブックストアにずらっとクラスの識別番号別・担当の講師別に教科書が並ぶので、その中からシラバスに載っている教科書を探せばOK。学期が始まったばかりの時期は会計に長蛇の列ができるので、時間に余裕を持って買いに行った方がよさそう。私は一度、授業開始前のギリギリの時間帯に教科書を買いにいき、会計が終わらなくて遅刻しそうになって焦りました。キャンパスが広いので、ブックストアから敷地の端にある教室まで歩くと意外と時間がかかるんですよね〜。
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