Coconut's Fish Cafe（Cupertino）

　De Anza Collegeから車で4分くらいの場所に、いつ見てもあまりお客さんがいない（当然そんなに美味しくない）中東料理屋があったのですが、最近になって別のお店に変わったらかなり盛況の様子。これは一度、行ってみなければなるまい……というわけで来ました。

　Coconut's Fish Caféというハワイが本拠地のお店で、フィッシュタコスが有名らしい。平日の食事時にしては中途半端な時間に行ったのですが、けっこうお客さんが入っていました。カウンターで先に注文と支払いを済ませ、番号札をもらったら席で待つというファーストフードっぽいスタイル。看板メニューらしいFish Tacosのほかに、Seafood Pastaを頼みました。

 

　Fish Tacosは1人前を注文すると、写真のように小さいお皿に1つずつ盛り付けたものが2個出てきます。具が多くて綺麗に食べにくいのですが、レモンを絞ってかじってみるとかなり美味しい。タコスの上に載っているのはMahi-MahiやOnoといったハワイの魚をグリルしたものと、キャベツを１センチ角くらいのサイズに切ったコールスロー、トマトサルサ、マンゴーサルサなど。ソースにはココナツの風味とかすかな辛味（わさび？）があり、その他にもたぶん何かスパイスが入っていると思うんだけど、なんだか判別できなかったな〜。カリフォルニアによくあるメキシコ料理の影響を受けたタコスとは別物なんですが、これはこれでとても美味しい。

　Seafood PastaはAlfredo Sauce（クリームソース）かRed Tomato Sauceのどちらかを選べて、今回頼んだのはトマトの方。Mahi-MahiやOnoのほか、エビ、マッシュルーム、玉ねぎなどが入っていて、大ぶりのガーリックトーストが添えられています。麺については願わくはもう少しだけ固茹でにして欲しい（まあ許容範囲内の柔らかさではある）けど、ソースの味はけっこう好き。

　こちらは別の日に再訪したときに頼んだイカのフライ（メニューではCalamari）と、Seafood Pastaのクリームソースの方。あまりメニューをよく読まずに注文してイカリングみたいなやつが出てくるのかなと思っていたら、予想と違ってスティック状の揚げ物にカクテルソースをつけて食べるというものでした。ビールに合う。パスタともども美味しかったです。11時から21時まで通しで空いているのも便利だし、なるほどこれは前のお店より混むわけだな……と思いました。