森の日記: [ESL : De Anza]オンラインで授業をサポートする管理システム「Catalyst」

2017年9月13日水曜日

[ESL : De Anza]オンラインで授業をサポートする管理システム「Catalyst」

 De Anza Collegeの一部のクラスでは、オンラインで授業を進めたり情報共有をしたりするのに「Catalyst」という管理システムを使います。私が受けた授業の中ではESL253/ESL263などの文法のクラス、その後に受講したプログラミングの基礎講座などでCatalystを利用しました。

 どのくらいの頻度・深度でCatalystを使うかは、講師の方針によって違います。例えばESLの文法のクラスでは、講師が作った英語学習用の資料や週ごとの授業のスケジュールを共有したり、宿題の答えを公開したりしていました。いちいち口頭で指示を出したり、紙の配布物を作成したりするよりも断然便利で良い。プログラミングの基礎講座ではもう一歩進んで、小テスト(Quiz)や掲示板のような機能を活用した質問の受け付けなどもCatalyst上で実施していました。


 こんな感じで、授業の章ごとにPowerPointファイルやテキストファイルの形式で資料が公開されます。


 1つの章が終わったらオンラインで小テストをして、学生の理解度を確かめるわけです(上は小テストの答え合わせをしているところ)。


 授業の内容や宿題でわからないところがあったら、掲示板のような機能を使って講師に質問したり、学生同士で議論したりできます。

 単に資料のファイルを公開するだけならDe Anzaの学生向けポータルサイト「MyPortal」の中にある「Course Studio Activity Channel」というページでもできます(実際、Course Studio Activity Channelだけを使う授業もありました)。一方、小テストや掲示板での議論など、「授業でオンラインの機能をもっと活用したい!」という講師はCatalystを利用していたんだろうなと思います。自分が日本で学校に通っている頃にはこういう便利な管理システムはなかったのですが、今はどうなんだろう。あるのかな?

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