前エントリの続き。夏休みにミュアウッズ国定公園(Muir Woods National Monument)へ。午後になると公園内の駐車場が混み合ってスペースが見つからないらしいので、サウサリートに車を止めてシャトルバスでミュアウッズに向かうことにしました。バス停は前のエントリで紹介したレストラン、Poggio Trattoriaのすぐ近く。店の道を挟んで向かい側にSausalito Visitor Information Kioskの建物があって、その手前にMuir Woods Shuttle Stopと書かれたバス停があります。5月から10月の間は、ここから往復5ドルでミュアウッズ行きのシャトルバスが出ています(時刻表などはこちら)。ミュアウッズまではうねうね山道を進んで30分程度です。

そもそもミュアウッズ国定公園に来ようと思ったのは、ESLの教科書にコースト・レッドウッド(coast redwood、またはsequoia sempervirens)の保護活動についての話が出てきたため。レッドウッドは植物の中で最も樹高が高いらしく、どんなものなのかちょっと見てみたかったのです。一番背の高いレッドウッドはミュアウッズのさらに北、サンフランシスコから車で5時間半の距離にあるレッドウッド国立・州立公園に生えているらしい。しかし「さすがに5時間半は遠い……」と躊躇したので、まずは近場でレッドウッドが見られるミュアウッズに来てみました。

ミュアウッズにあるレッドウッドの多くは樹齢600年〜800年で、一番古い樹は樹齢1200年だそう。ミュアウッズ内で一番背の高い樹は258フィート(78.6メートル)だとか。レッドウッド国立・州立公園より小規模だとしても、十分な迫力。レッドウッドの樹はものによっては379フィート(115.5メートル)くらいまで伸びるらしいです。
上の写真は紀元後909年〜1908年まで生きた樹の年輪。だいたい樹齢1000年でこのくらいのサイズになるわけね。


園内のそこかしこにある説明書きにセオドア・ルーズヴェルトについての記述があるので「なんでかな〜」と思っていたら、ミュアウッズを国定公園に指定したのがルーズヴェルトなんだ。なるほど。








その気になれば山がちの道や海が見える道などいろんなトレイルを歩けるらしいのですが、今回はそこまで気力がなかったので公園の入り口近くを1時間30分ほど散策しました。それでも十分に楽しかった〜。
なお、帰りのシャトルバスがものすごく混んでいて、乗れるまで1時間ほど公園のビジターセンター付近で待つことになりました……。というわけで、ハイシーズンのミュアウッズを訪れる際には「とにかく朝早く自家用車で来る」のが一番時間のロスが少なくてお勧めです。
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